民間と公的な不動産査定

 2014-01-16   不動産 | 査定 | 売却 | 民間 | 不動産鑑定士
不動産査定において、役所における土地の評価額と民間での評価額には違いがあります。
通常不動産売却は民間同士で行うものですが、道路拡張や立ち退きなどで役所などが絡むことがあります。この場合の不動産査定は、民間の取引事例を参考に吟味されて算出されますが、民間とまったく同じということはあまりありません。これは不動産査定を行うその地域の不動産鑑定士によるもので、相場は決まっているのですが、ある程度は鑑定士次第といったことになります。ここで注目したいのは、その不動産査定額で、例えば道路拡張の工事だったとしてそれがその工事における基準となる点です。ダムなどの反対運動で不動産査定額が上がる場合がありますが、そのような事情を除いては一人だけゴネてみても不動産査定が急騰するわけではありません。周りの住民に反感を買うだけになってしまいます。
不動産売却は個人(売り手)と個人(買い手)が行う民間が行うもので、民間という言葉自体をあまり使いませんが、県や国が絡む公的な事業になりますと民間という言葉が出てきます。逆に考えると民間という言葉がでると、公的なものが近くにあると考えた方がいいでしょう。

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