2017-04-17
不動産査定 | 方位 | 階数 | 評価額 | 見方
マンションや一戸建てを売却する場合にはサイトから複数の業者による無料の一括査定を受けるのが効率的とされ、方位や階数も価格評価に関係してきます。
媒介契約には3種類あり内容を良く理解し確認します。契約に至るまでには内覧希望者もあり、部屋内はきれいにしておくのと準備書類をそろえておくことが大切です。
不動産査定は方位や階数で評価額が変わるとは
1,マンションや戸建て住宅の不動産査定で評価額が変わる要素とは
2,不動産査定を行う際のコツとか攻略法とは
3,不動産会社と媒介契約する際の注意事項とは
4,不動産媒介契約から売却成立するまでの注意事項とは
1,マンションや戸建て住宅の不動産査定で評価額が変わる要素とは
マンションや戸建て住宅を売却したい場合にはサイトから複数の業者による無料の一括査定を行うことが多いもので、ここで物件の概算の額を知ることが出来ます。
この査定には選りすぐりの全国の業者が参加して互いに競い合うもので引き受けたい業者はそれなりの価格を提示して来ます。不動産物件には相場というものが存在し、業者は過去の似た物件の成約事例や公示地価などを参考にして価格を提示してきます。
その際には物件の室内状況や日当たりや向き、マンションの場合には階数による眺望なども関係し、評価額に影響してくるとされています。
不動産査定でマンションの場合には一般的には上階に行くほど評価額は上がり、最上階は夏場の太陽光線の照り返しがあるために冷房負荷が大きく評価が下がるとされこれは新築物件と中古物件に共通するとされています。
いずれにしてもマンションの不動産査定では方位と階数は重要となります。具体的には流通近代化センターで出されている不動産価格査定マニュアルに従って個々の項目が評価され全体の額が算出されるようになっています。
2,不動産査定を行う際のコツとか攻略法とは
不動産の売却では方位とか階数といった現状は変えようがない事実です。
よって不動産の見方や評価の基準を知っておくと参考になります。無料の一括査定を受けるには全国から多くの業者が参加する場合も多く、地元の業者は参加することが難しいかあるいは少ないとも言われています。
そのサイトの評価額が正しいかどうかを確かめたい場合は他の同様のサイトでも一括査定を試してみるのも見方や基準が同じかどうかわかり参考になります。あるいはマンションに特化した複数の業者を選ぶとか地元の業者もいくらか当たって見るというのも土地の事情をよく知っていることもあって相場からそう離れないことも多いものです。
最高の価格を提示して来た業者があったとしても相場から価格がかけ離れている場合には最終的にはある期間が経ったあとで引き下げるということにもなりかねません。物件は相場が正しければ短期間に決着がついて契約に至るものです。
3,不動産会社と媒介契約する際の注意事項とは
不動産会社と媒介契約を結ぶ場合はその契約方法には一般と専任、それに専属専任媒介契約という3種類の方法があります。
一般は複数社への依頼が可能なもの、専任は複数社への依頼は不可ですが自分で探すことはできます。専属専任は複数社への依頼も購入者を自分で探すことも不可となるもので物件データベースへの登録が専任と同じく義務づけられていて一般の場合はこれが任意となります。そして専任の場合は2週間に1回以上、専属専任の場合は1週間に1回以上メール等による状況報告が義務付けられています。
これらの内容を理解し、確認する必要があります。そして物件については最小限準備しておくこともあります。
土地や建物の図面、あるいは面積や所有者、状況のわかる資料を準備しておくことも大切となります。例えば登記簿謄本や敷地測量図、公図や間取り図、固定資産税の納付書、評価証明書、修繕の履歴書その他があります。
4,不動産媒介契約から売却成立するまでの注意事項とは
業者に売却依頼を行うと、購入見込み客が現地を見せてほしいと内覧を希望する場合も多いものです。
その場合には普段の姿を見せても良いものですが、それは反面、自分たちでは気が付かなくても印象面を悪くする場合もありその為には注意点もあります。
まず生活感の出ないような雰囲気づくりが大切になります。部屋内部が片付いておらず汚れが目立つようであれば、これは毎日ぐらいの頻度で清掃を行う必要もあります。特に台所回りや浴室、トイレ、洗面所回りは大切になります。
建物についてや設備機器回りで故障している箇所などを質問されることもありますし、近隣の状況や最近変わって来た状況なども尋ねられる可能性もあります。
これらの質問にはてきぱきと答えられるように準備しておく必要があります。しどろもどろしている態度を見せると何もないとしても疑いをもたれることもあり得ると考えたほうが良いものです。契約日や引き渡しの時期についてはスケジュール調整し無理の生じないようにしたいものです。