2018-10-15
不動産 | 売却 | 一括査定 | 媒介契約 | 値引き
マンションの売却をするにあたって気になることがある人も多いはずです。普通の人ならそうそう売買することも頻繁にはないので、分からないことがあって当然です。
知っておくことができれば取引は円滑に行えるでしょう。幸い、この分野に関しては情報が充実しています。個人や不動産業者が発信している情報にあたれば知ることが可能です。まずは分からないことを一つずつ解消していけば、マンション売却で困ることはなくなるでしょう。
もくじ
1.一括査定から媒介契約まで1か月から2か月程度
2.早くて媒介契約から売買契約まで4か月
3.売買契約から引渡で1か月程度
4.希望売却金額に近い形で売却したいなら半年以上は覚悟しよう
1.一括査定から媒介契約まで1か月から2か月程度
マンションの売却に不動産の一括査定を用いた場合、上手くいけば媒介契約までに1ヶ月から2ヶ月程度です。一括査定は、複数の不動産業者に査定をしてもらうサービスで、ネットから無料で活用することができます。
これを使うメリットは、相場を知ることができる点です。確かに買取ではないのであれば、査定は意味が無いと思われるかもしれません。しかし、業者がいくらで売却できると考えているかは重要で、一括査定を利用すれば多くの情報が手に入ります。その結果、高くても売れると考えている業者を見つけられますし、全体的にどの程度で売れるのか見込めるので、相場を無視して高い値段を設定して売れなくなることも、安くしすぎて損をすることもなくなります。
2.早くて媒介契約から売買契約まで4か月
不動産業者との媒介契約から売買契約までは、早くて4ヶ月程かかります。もちろん、売りに出てすぐに成約するケースもありますが、全てがそううまくいくわけではないので、4ヶ月を目安に考えておいた方が無難です。
媒介契約を結んだ業者はその物件を広告に出すなど宣伝して買い手を探してくれます。業者の宣伝能力によってもこの期間は変化してくるでしょう。なるべく早く売りたいと考えているのであれば、営業能力の高い業者を選んでおきたいところです。
場合によっては値引きを購入希望者が求めてくることもあります。値引きに応じるかは売り手しだいなので、業者が交渉の間に入ってくれますので連絡が入ります。内見は重要なので断らない方が良いですいずれにしろ広告宣伝で希望者を見つけてもらわないと始まりません。
3.売買契約から引渡で1か月程度
購入希望者がいれば、内見を希望してくるはずです。これは現在住んでいないのなら業者に任せておけば問題ないでしょう。
まだ転居していない場合は、内見の日程などを打ち合わせる必要があります。双方の考えが一致した場合は売買契約を締結することになります。引渡しにあたっては、金銭の授受、登記の移転などの手続きをする必要があります。
購入する側はお金を銀行に融資を受けて用意することもありますので、すぐに引渡しという段階にはならないでしょう。大体は売買契約を締結してから1ヶ月程で引き渡しとなります。
スムーズに手続きが完了するためには、業者の能力も重要になってきます。従って、この辺も意識して媒介契約に利用する業者を選びます。
4.希望売却金額に近い形で売却したいなら半年以上は覚悟しよう
マンションを希望金額に近い形で売却したいなら、半年以上はかかることを覚悟しておいた方が良いでしょう。
なかなか広告宣伝してすぐに人が集まる訳ではありません。売値から値引きをすればその分買い手が見つかりやすくはなりますが、売却額が低くなってしまうデメリットがあります。
時間をかければ多くの人に物件を知ってもらえるので、買い手が見つかる可能性は上がってきますが、そもそもの査定額が高すぎる場合は時間をかけたとしても売れにくいでしょう。
従って、不動産業者の査定額が妥当かどうかは他社の査定額も意識して考えてみた方が良いです。そこで高すぎると判断した場合は、値引きをすれば購入希望者が集まりやすくなるかもしれません。