2018-12-03
チラシ | 新聞 | 不動産会社 | 媒介契約 | 部数
不動産会社の広告は新聞の折り込みチラシなどにもよく入れられていますが、その内容をいろいろな観点からチェックすることで良い会社なのかどうかを判断することができることを知っている人は決して多くはありません。
様々な物件を掲載しておりその価格も良心的な場合が多いため非常にメリットが大きいと考える人も多いのですが、そのチラシの内容や配布される地域によってはメリットが感じられないばかりでなく会社の姿勢を疑う部分もあるため、これらの点に注意をしてみると意外な情報が得られる場合が多いのです。
もくじ
1.チラシは重要!都心以外の住み替えのほとんどが近所での購入
2.その住居のポイントを分かりやすく説明しているか?
3.白黒のチラシはマイナスポイント
4.配布部数と配布地域で不動産会社を比較しよう
1.チラシは重要!都心以外の住み替えのほとんどが近所での購入
新聞の折り込みチラシはその対象地域をしっかりと意識することで効果的な広告宣伝が行えるものです。良心的な不動産会社の場合には配布する地域をしっかりと意識し折り込みチラシを挿入しているため、効果的に見る人が良い物件をチェックできる仕組みとなっていることが多いのです。
特に都心以外の場合には住み替えを行う場合近隣の良い物件を探して行うことが多い傾向があり、そのため良い不動産会社では近隣の物件を中心に配布する対象地域を絞ってチラシを配布していることが多いのです。
チラシは費用がかかるためその費用は販売価格にも影響することから無駄に広範囲にチラシを配布している不動産会社はコストがかかり価格が高くなっていることが多いので注意をすることが大切です。
2.その住居のポイントを分かりやすく説明しているか?
新聞の折り込み広告は限られたスペースの中に必要な情報を盛り込まなければならないため内容を要約して記載しなければならない反面、効果的に宣伝広告を行うためには住居のポイントをわかりやすく端的な表現で記載することが求められます。
この点にも会社の方針が表れていると言っても過言ではなく、効果的に販売したいと考える場合にはわかりやすくポイントを押さえて記載するものです。不動産会社の力の入れ方はその住居を販売する媒介契約の内容とも大きく関係があり、その媒介契約の種類によって力の入れ方が異なるため実際に購入する上では値引き交渉が可能かどうかの判断にも大きく影響します。
効果的な記載がされていないものについては不動産会社が積極的に販売しようとする意欲が感じられず、値引き交渉もできないと考える方が良いものです。
3.白黒のチラシはマイナスポイント
新聞の折り込みチラシの中には発行部数を増やし費用を削減するために白黒で作成をしているものも少なくありません。
しかし住宅の広告宣伝の場合には白黒ではその住宅のイメージが明確に伝わらず、見る側のイメージが十分に膨らまないことも多いのです。
このようなチラシを作成し配布する業者の場合には積極的に販売をする意欲がないと考えられる面があり、また実際の契約内容等についても丁寧に行われないことが多いため注意が必要です。
白黒のチラシを使う不動産会社の場合には情報を広く公開するために部数を増やし、効率的に販売をしようとする考えがあると思われますが、イメージを正確に伝えることに関する努力をしているとは考えられない面もあるため、注意が必要です。
4.配布部数と配布地域で不動産会社を比較しよう
新聞のチラシを見て不動産会社を比較するには、チラシの発行部数と配布地域をチェックするのが非常に良い方法です。
対象地域を絞って近隣の住居の情報を適切に表現しているチラシを発行する不動産会社は物件ひとつひとつに対して非常に良心的に対応している姿勢が伺え、その媒介契約についても丁寧に行う姿勢が想像できます。
白黒のチラシを利用し闇雲に配布部数を増やしたり、広い範囲で配布地域を設定している会社の場合には顧客の条件をあまり考慮していない場合も多く、また媒介契約に関してもきちんと行わずに様々なトラブルを発生させる危険をはらんでいる場合も少なくありません。そのためチラシの配布部数と配布地域をしっかりと見極めることが不動産会社を判断する非常に良い方法となっているのです。