2019-10-28
不動産査定 | 机上 | メリット | 方法 | 内容
一般的に不動産の売却を考えた時に簡単に出来るのは、毎年1月1日に国土交通省が発表する公示価格と国税庁が不動産の相続や贈与に使用出来る路線価を参考にすることが出来ます。
土地の公示価格や路線価はそれぞれの省庁のホームページから誰でも見ることが可能で、これらの価格は不動産会社も査定の基準としているので、一定の価格を知ることは可能ですがその土地の人気度や住みやすさ、お持ちになっている不動産の広さや使い勝手等で大きく変わりますので、不動産会社に査定を依頼することは必用です。
もくじ
1.査定額や販売価格、売買成立金額とも差があるのは当たり前
2.机上査定と訪問査定の具体的にココが違う!
3.机上査定なら数多くの不動産会社とコミニュケーションできるメリット
4.机上査定で抑えておくべきポイント
1.査定額や販売価格、売買成立金額とも差があるのは当たり前
不動産査定で机上査定する方法は、不動産会社が持っている近隣の売買価格や公示価格からその不動産の
価格を簡易的に算出する場合と、登記簿謄本を法務局から取り寄せて売却予定の土地や建物の広さ、登記上の住所、価格等の内容を調べることで不動産査定を行います。
登記簿謄本には土地や建物の所有者や所有権、土地をいつ購入してから家を建築した日や広さ増築やリフォームした場合の情報など、簡易の不動産査定でも登記簿謄本から不動産会社は売却価格を机上で計算することが出来ます。
この価格に家の築年数や広さから家査定を行いその土地の人気度や便利さなどを考量して机上査定を行い売却価格の目安を計算し不動産査定をしますが、最低価格と最高価格との間に価格差が生じます。
2.机上査定と訪問査定の具体的にココが違う!
不動産査定には机上査定と訪問査定の二通りの方法が一般的ですが、机上で簡易に査定を行った場合は、実際の土地も家も登記簿謄本や、依頼者からの間取りや広さの情報や内容を元に計算するので、土地の価格は有る程度計算できますが、正確な査定を行うことは出来ません。
訪問査定は不動産会社の方が実際に土地と家の外や中を見て行いますので、ある態度正確な価格を提示して貰うことが出来るメリットが有ります。
但し家査定の場合には不動産会社の方が家の外壁から内部特にトイレやお風呂、キッチンと言ったあまり人に見せたくない場所を見ますので、売却することが決まってから行っても遅くは有りません。
築年数が経っていると、家査定の価格が安いことも有りますが、水回りや土台に問題無ければ、築年数が経っていても価格が付く場合も有ります。
3.机上査定なら数多くの不動産会社とコミニュケーションできるメリット
机上査定は、ネットで一括査定を行ったいるサービスに申し込むと自宅の近くを担当している不動産会社に情報が知らされ、一回必要事項を記入して依頼すれば1週間~10日位で簡易査定結果がメールで送付されます。
各社の内容を比べると、価格差が有ることが分かりますので安い会社からメールで連絡をすれば、その理由が分かりますので、その次に最高価格を付けた会社にメールをして価格の内容を確認します。
このようなやり取りを査定を依頼した不動産会社としていくと、複数の会社とコミュケーションが取れて、ご自身と合う会社を見つけられるメリットが生まれます。
メールでやり取りする必要は有りますが、ご自身の大切にしている不動産を売却するのに相性は大切で、複数の不動産会社とコミュケーションが取れる机上査定は大きなメリットが有ります。
4.机上査定で抑えておくべきポイント
不動産査定で机上査定は、不動産会社が登記簿謄本を取得したりネットで行う設問の解答をみて行うので、家査定の基準となる間取りや水回りの状態などを正しく記載することが必要です。
これの部分が曖昧だと、家査定の分部で安い価格設定にされてしまう事もあり実際の査定より低くなってしまう事も有ります。
複数社に机上査定を依頼して、2,3社に絞ったらそこの会社とメールで何回かやり取りを行い、土地や家の状態をなるべく詳細に回答することで当初の査定価格とは変わってきます。
そこで一番信頼出来て、相性が良さそうな会社を2社に絞り訪問査定を依頼して、実際に来て貰い売却価格の査定を行います。
価格が決定するまで、2~3週間程度掛かりますが、この時点で納得できなければ再度違う会社に訪問査定を依頼して、価格を比較することも需要です。
タイミングも大切で、売却を考えている不動産を購入したいと言う人が入れば、当初の査定価格より高くなることも有ります。
机上査定の押さえるべき方法は、査定の質問には正確に回答することと自分と相性が良く何でも相談出来る不動産会社を選ぶことがポイントになります。