2014-01-05
一軒家 | 売却 | リフォーム | 資産価値 | 箇所 |
特に古い一戸建て住宅などの売却に関しては、査定額を上げるためであったり、買い手をつけるために、リノベーションやリフォームを検討する方がいますが、確かに見え方として、古い箇所を見せるより、きれいに整っている方が買主や、査定を行う不動産会社の印象はいいかもしれませんが、意外な落とし穴があることを留意の上、リフォームやリノベーションを検討しましょう。
では、その落とし穴とは何か?
まず、買主を決めつけることのリスクです。
中古物件を購入する人は単純に新築を購入するより安上がりだから、中古物件を購入するというわけではないという事です。
最近、若い購入者層で多いのが、自分の理想の間取りなどにしていきたいという、リノベーションやリフォームを前提で購入する人がいるという事です。
つまり、売主が勝手にリノベーションやリフォームをしてしまうことで、逆に購入意欲を失わせてしまう可能性があるという事です。
買主としては自分の理想が前提にあるにもかかわらず、先に売主側でリノベーションなどをしてしまうことで、購入意欲を失わせる結果をもたらすことがあり得ます。
ですので、リノベーションやリフォームをする前に、媒介契約候補になる不動産査定をしてくれる不動産会社に、自分でリフォームやリノベーションを行った方がよいのか?を確認した方がよいです。
また、リフォームやリノベーションをするにしても、水回りや配管配線にかかわる部分等は、場合によっては、高額になることもあります。
自分で業者を探すよりも媒介契約してくれる不動産会社のツテでより良い業者を知っている可能性があります。中には、不動産会社だけではなく、事業として、リノベーションなどを手掛けている会社もありますので、不動産会社としては、リノベーションなどで得られる収益よりも、売却した際の手数料の方が大きいので、親身に相談に乗ってくれる可能性が高いので、仮に、リノベーションをした方がよい場合でも、仲介してくれる不動産会社に相談をする方がよいです。
こういった事情もあるので、リノベーションやリフォームをする前に、必ず、不動産会社に、そもそもリノベーションやリフォームを行った方がよいのか?
行う方がよいのであれば、安く高品質なリノベーションやリフォームを行ってくれる業者を知っているか確認した方がよいでしょう。また、紹介先だけではなく、自分でも複数の業者に見積もりを取って比較した方がよいという点もお伝えしておきます。
リフォームやリノベーションも知名度や実績のある会社は当然高額になるケースも多いですが、修繕箇所によっては、高い技術などが無くても、どこの業者でも対応できる場合もあり、必ず、合い見積もりをした方がよいという点も明記しておきます。