キャピタル・ゲイン課税

 2014-03-21
 課税の仕方の一つ。土地、減価償却の対象となる有形固定資産、株式等の投資有価証券等、資本的資産の売却によって得られる値上がり益に対する課税。値上がり益は長年の累積によるものが多く、売却も偶発的であることから、
キャピタル・ゲイン課税は、その所得の特質と総合累進課税制度との関連で問題とされ、各国とも資産の種類および範囲、保有期間の長短、譲渡の態様等によってその取り扱いを異にしている。わが国では、資産の保有期間により短期と長期に区分し、
個人の土地等譲渡益は分離課税される。法人の土地譲渡益については、通常の法人税のほかに追加課税が行われるが、取引の活性化等に配慮し、現在追加課税の適用は行われていない。 → 譲渡所得

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