アスベスト

 2013-12-07
石綿(いしわた、せきめん)。
肺がん(悪性中皮腫)の原因物質。
科学的に判定し、耐火性、電気絶縁性、保温性、防音性等に優れ比較的安価かつ加工が容易であり、1979年に使用が禁止されるまで、鉄骨材の吹付耐火覆材として使用されていた。したがって、1980年頃までに竣工の鉄骨系建築物には殆ど、全て使用されていると考えられている。使用禁止後に建築された建物等においても規制対象外のアスベストか加工材が機械室、空調機器室等の吸音材、断熱材等やボード材、プラスチック加工材として、使用されている可能性があるので、評価に当たってはその可能性を指摘されやすい。
使用の有無及び、その状況については、実査時に設計仕様図書(内部仕上げ表等)と照合することのほか、機械室、屋内駐車場の鉄骨部分に使用されているアスベスト材の飛散防止措置部分が損傷していないかを確認。専門家による調査レポート、所有者、管理者等にアスベストの仕様の有無及び、対策工事の状況などを確認することも有用である。
価格への影響を例示すれば、次のとおりである1、飛散防止措置部分に損傷個所があれば、その補修費用相当額の減価、2、経済的残存耐用年数の短い建物では、将来の解体撤去時のコスト増、3、心理的影響による市場性の減退。
また、条例等によりアスベストの飛散防止措置に対する厳格な対応工事が求められることもあるので、規制内容を確認する必要もある

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