不動産の販売営業が素人であるオーナーでもできる場合がある

 自分の持っているマンションや戸建て住宅を販売する時は、当たり前ですが、不動産会社に査定をしてもらい、気に入った不動産会社を媒介契約を結んで、販売活動、営業活動をしてもらい、買主を見つけてきてもらうと言った流れがセオリーですが、なかなか、思うように販売ができず、困っているといったオーナーさんも少なくないかと思います。
 「早く」、「高額」で売れることを期待していると思いますが、きまっても、いずれの希望もかなわず、売れない結果、長期間を要して、値下げを行い、やっと売れた。といった結果になってしまう。つまり、「遅く」、「安い」という結果になってしまったといった人も多いと思います。
 これを解決する一つの方法として、オーナー自らの営業が結果を出す時があります。
では、どういった事例なのかを見ていきます。

★オーナーの自らの営業が功を奏する理由
 どういった人が物件のある地域の価値を知っているのか?また、物件を購入する人の大半が近所さんという2点から、オーナー自らの営業が功を奏することがあります。
 まず、購入する人の大半が近所さんと言う話ですが、都心部の人気エリアなどは、全国の人から注目を浴びており、広範囲に成約の可能性がありますが、それ以外の地域の場合、近所さんからの売買の成約が非常に多い傾向にあります。
 例えば、子供の都合でもし、引っ越してしまう事で、学区が変わってしまい、天候が必要になってしまうと言った都合や、親の事が心配で近所で探したいと言う子供さんの事例などがそうです。また、慣れ親しんだ地域から離れたくないと言った人も根強くあります。
 新築、中古問わず、新築マンションや中古マンション、戸建て住宅もそうですが、新聞に入っている広告チラシを見ると、周辺の情報が非常に多いですよね?
 また、他の地域の人では、理解できない物件の価値も、近所に住んでいる人だから理解できる価値と言うものがあります。地図の情報だけでは、分からない、情緒などを含む価値観がある近隣在住の人の価値があります。
 売買契約を結んだ不動産会社が地場に強い不動産会社ではなく、全国展開しているような大手の不動産会社などと契約した場合などは特に、売主であるオーナーの営業が功を奏することがあります。

★オーナーの自らの営業ってどういうことをすればよいの?
 売主自ら営業という事で、ガツガツ周辺住民を当たっていくとか、不動産会社をぐるぐる回ると言ったような話ではありません。
 意外と簡単です。
 売りに出そうと思ったら、ゴミだしや回覧板を回す時、子供の学校のイベントなどで、近所の人に合った時に、「売りに出そうかと思っている」という言葉を伝えるだけです。人づてに、紹介されることもありますし、問い合わせが入るという事も少なくありません。隣の土地は2倍の費用が掛かっていても購入するといった格言が、不動産業界にはあります。近隣の人はその価値も知っているし、近隣で引っ越したいと言った人は上述の通り、非常に多く、これだけで決まると言う人もいます。
 不動産の仲介手数料がかからないという点でもかなりメリットがあると言えます。

◆オーナー営業の注意事項
 オーナー自ら営業することで成約する可能性が向上する点や、仲介手数料が安くなると言ったメリットはありますが、気を付けておくべき点もあります。
 まず、一つ目の注意事項ですが、仲介手数料が無くなるメリットという話をしましたが、高額な商品の取り扱いになるので、トラブル回避の為に、不動産会社は仲介した方が良いです。
 すでに、買主を持ってきているので、かなり安価に済ませることが可能で、専門の不動産会社も多数存在しています。ローンなどを組む為の算段などもしてくれるので、買主にとっても安心につながります。
 また、もう1点あります。もし、すでに不動産会社と販売に関する媒介契約を結んでいる場合です。媒介契約にもいくつか種類があり、専属専任媒介契約をしている場合、営業行為は契約を結んだ不動産会社以外が行う一切を認めていないので、違反行為になってしまいます。それ以外の一般媒介契約、専任媒介契約であれば、問題ありません。

Copyright 2013-2017 不動産を査定する.jp