不動産会社はどこまで広告営業活動してくれるの?

 中古のマンションや戸建て住宅を不動産仲介会社と不動産媒介契約を結んで、営業活動をしてもらう訳ですが、不動産会社は売買制約後に手にする不動産仲介料を元に、営業活動、広告活動を行ってくれます。具体的にどういった営業活動をしていただけるのでしょうか?

不動産会社が行う営業活動
★折り込みチラシ
★WEB広告
★捨て看板、電ビラ、現地看板

★折り込みチラシ
 定番中の定番の広告手法ですが、これが、一番効果があります。なんといっても中古物件を購入する人の大多数がその地域を知っている人です。新聞の折り込みチラシや、ポスティングといった手法で周辺の人々にリーチしていきます。
 新築のマンションや一戸建て住宅などであれば、販売する戸数も多く、1枚の広告に割ける費用対効果の計算をしやすく、数多くバンバン広告を打てますが、中古物件の場合、少々、異なります。
 例えば、販売価格が2000万円の中古物件の場合、仲介手数料で不動産会社が手にできる手数料は60万円程度です。で、その60万円の中から不動産会社は利益を出さなければならないので、広告手法としては限られてきます。
 物件の周辺3万戸にチラシを配布しようとすると、大体30万円程度の費用が掛かってしまいます。これでは、不動産会社は下手すると赤字になってしまいます。そこで、該当地域に営業が見込める複数の物件も一緒に掲載することで、コストを抑えます。
 定番の広告手法とはいえ、新聞を取っている人の数が減ってきているという点と、一緒に掲載する近隣物件があるという事は、広告すると同時に、競合物件も認知されるということで、買主候補の人に、比較対象にされてしまうという点もあります。


★WEB広告
 インターネットを利用した広告掲載方法になります。折り込みチラシと異なり、長期間掲載することができ、近隣の人だけではなく、広範囲にアプローチできるというメリットもあります。また、折り込みチラシ程のコストもかかりません。
 ただし、数多くの物件が競合物件として掲載されているので、条件が厳しい物件はどうしても、アプローチが少なくなるといったデメリットも存在しています。
 また、3980万円であれば、3999万円以下という扱いで3000万円~4000万円で検索した場合ひっかかりますが、4120万円の物件だと、この検索条件では引っかからないといった問題点があり、近い条件であってもユーザーからのアクション数が、販売価格のちょっとした違いで大きな落差があるという点も特長的です。
 ヤフー不動産や、ホームズ、スーモなどを利用したり、不動産会社の自社のホームページ上での掲載がメインになります。

★捨て看板、電ビラ、現地看板
 捨て看板や電ビラと呼ばれる広告は一昔、よく町中で見かけた広告手法なのですが、販売物件の近隣の電信柱などに物件の広告の張り紙をしたり、針金で看板を括り付けて掲載する方法です。もちろん、この手法は違法行為です。
 とはいえ、近隣を歩く人、近所の人に目につきやすくなるので、販売の角度は大きく高まります。原価もチラシを印刷する費用と、看板を作る費用だけなので、費用対効果は比較的高い広告手法です、ですが、あくまで違法行為です。
 また、現地の看板も効果はもちろん高いです。また、衝動買い的に内見を依頼してくる率も高まる広告手法です。
 ただし、最近の傾向なのか?売主があまり近隣に、自分の物件を販売活動していることを知られたくないという理由で、看板の広告を出したくないという人もいますが、折り込みチラシなどと同様、広告を打たずして買主は現れません。
 もし、近隣への認知なく売却したいという場合は、少しでも高額で売却したいという以前に、売却自体をあきらめた方が良いです。

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