正確な不動産査定額を出したいのなら訪問査定

 家族のライフステージ移動によりライフスタイルに合わない住まいの住み替えを検討する場合、住まいの売却代金を住み替え先の購入に充てるには不動産査定が必要です。
 最初にネット上に公開されている各社の机上査定で相場観を掴み、その後にめぼしい会社を絞って詳細な精査を行う訪問査定を依頼するのが一般的です。


もくじ
1.長い人生の間に所有中の住まいから住み替えざるを得ない事情発生
2.ネット上に掲載されている便利な各社の一括査定サイトの利用
3.複数のめぼしい会社に相談し、熱意ある会社に絞って訪問査定依頼
4.絞り切った会社には本気で頼みたい誠意を見せて住まいの売却依頼


1.長い人生の間に所有中の住まいから住み替えざるを得ない事情発生
 所有しているマンションや戸建て住宅で暮らしていても長い年数の間に家族のライフステージが徐々に移動していきます。
 このため、入居した頃は住まいに不平や不満がなくても次第に家族のライフスタイルに合わなくなってくることもあります。家族数が大きく変わったり、年寄り夫婦だけの住まいになると住み替えを考えざるを得なくなることもあります。
 また、住み始めた頃には予想だにしていない離婚や介護等で急に引越しを考える必要のあるケースも出てきます。長い人生の中で住み替えや引越しを考えないで済む人は非常に少ないはずです。
 そこで、平素から住まい周辺で売り出される中古物件の売り情報を見ていると立地条件や周辺環境が各々異なる上、建物の築年数や床面積等で同じケースが全くありません。


2.ネット上に掲載されている便利な各社の一括査定サイトの利用
 従って、夫々の売り出し価格を新聞折りこみチラシや不動産販売会社の看板広告等で見て、自分の住まいを売却しようとする際の参考にならないかと考えても殆ど役に立ちません。
 せいぜい相場観を養うくらいです。一方で、住み替えするのに用意できる金額は自己資金と現在の住まいの売却代金がほぼすべてだとすれば大体の売却代金が分からないと住み替え先の購入予算を検討しようがありません。
 この点で、昨今、インターネットの普及しているおかげでインターネット上に何件も出ている不動産販売各社の一括査定サイトが便利です。相場を把握する程度ですが、不動産査定で最初にすべきことはこの簡易査定をしてみることです。そこで、自宅物件に関する情報やデータ等を一括査定サイトのシミュレーションソフトに入力すると各社ごとにばらついて査定価格が表示されるわけです。


3.複数のめぼしい会社に相談し、熱意ある会社に絞って訪問査定依頼
 これは自宅にいながら自分で不動産査定ができる机上査定といわれて、各社ごとの簡易査定価格がまとめて分かるので最近、人気が出ています。但し、この価格は目安程度だと考えておくべきです。
 こうして、大体の相場観を掴んだところで次に、めぼしい不動産販売会社に相談することになります。
 数社に相談すると、取り扱い地域の違いやマンションと戸建てで得意、不得意の違い等、各社の営業戦略や力の入れ方に違いがあるはずです。
 相談を受けると各社の担当者が机上査定してから実際に売却対象物件の現状把握をするため訪問査定を申し出てくるはずです。
 そこで、各担当者と相談しながら熱意の違いを読み取って訪問査定してもらいたい不動産販売会社を更に絞り込むことになります。


4.絞り切った会社には本気で頼みたい誠意を見せて住まいの売却依頼
 但し、売却物件の地域次第では全国展開している大手の方が地元志向の中小企業より熱心だとは限りません。
 訪問査定では机上査定に加えて、最寄り駅までの距離や周辺環境、或いは、物件内外部の使用状態等を精査します。
 更に、最近の市場動向や類似物件の成約実績を加味し、企業独自の工夫やアイディア等、経営努力を加味して売却予定価格を提示してくるはずです。
 これが訪問査定といわれるもので、不動産販売各社の実力が試されるわけですから、本気で自分の住まいを売却してくれる意識があるか否かが分かるわけです。そのためには見込みのある不動産販売会社に対して住まいの売却を本気で頼みたいとする誠意を見せる必要があります。
 その結果として、不動産査定価格が顧客の希望を取り入れたぎりぎり高めの売却価格に近づいていくということです。こうして、顧客としては見込んだ不動産販売会社が営業活動に力を入れて頑張ってくれることに安心感を持てることになるわけです。

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