高く不動産が売れる要因、売れない要因を知っておこう

 販売価格を市場価格よりも高額で売るためには、その地域で起きる将来的なイベントや、築年数などが大きくかかわってくるのです。
 ですから何年も先のことを考えて、その物件がある地域が発展するのかどうかを見定める必要性があります。


もくじ
1.購入時と比較してライフラインやアクセスが充実している
2.オリンピックなどのイベントが近隣で控えている
3.築年数が15年以内であること
4.近隣の新築マンションが完成しているのに売り渋っている


1.購入時と比較してライフラインやアクセスが充実している
 その物件を購入した時にはあまり発展していない場所であったとしても、長い年月が経ち鉄道や幹線道路などが通ったり、商業地域になったりなどした場合には、その物件は高く売ることが出来ます。
 鉄道の場合には近くに駅が出来たり、特急や急行停車駅に昇格したりなどした場合には、大きな発展が見込まれます。ですからその近辺の不動産の価値も上昇するのです。こうなれば購入した時よりも高い値段で売ることが可能です。その為には購入するときにその地域が将来的にどうなるかも考慮して買う必要があります。
 販売価格を出来るだけ高くしたい場合には、購入する時が一番大事なのです。その時に苦労すれば売る時に市場価格以上の値段で売ることも可能になります。


2.オリンピックなどのイベントが近隣で控えている
 売りたい不動産の近辺で、将来的に大きなイベントがある場合には地価が上昇する傾向があります。例えばオリンピックが開かれたり、博覧会が決まるなどの出来事があると、その近辺はライフライン等が発展したり、大きな施設が出来たりする可能性がありますので、販売価格が一気に上がることもあります。
 特に国を挙げたイベントがある場合には、地価の上昇は顕著なものになります。ただしそのイベントが終了してしまうと逆効果になり、地価が下落する可能性もあります。
 ですからイベントが終了する前に不動産を売れば、販売価格を上回る高額で売ることが出来ることもあるでしょう。その売る時期をきちんと見定めなくてはなりません。そうすればよい結果が出せるかもしれません。


3.築年数が15年以内であること
 不動産にとって築年数はとても大事です。中古の不動産の場合には築15年以内の物件であることが販売価格を上げることが出来る要素の一つになるでしょう。さらにきちんと修繕を施していればベストです。
 ですが築年数が数十年経過していても、立地が良かったりすれば高額で売ることも可能です。
 築年数は減価償却年数とも関係してきますので、15年以内ならば木造でも鉄筋であっても償却年数は終了していませんので、価値があるという事も言えます。
 そして15年という年月はちょうど修繕の時期に当たりますので高額で売りたければ、きちんとリフォームやリノベーションを施してから売却することをおすすめします。そうすればすぐに買い手が見つかる可能性が高まります。


4.近隣の新築マンションが完成しているのに売り渋っている
 不動産を売り渋っているような状況がある場合には、その近辺の不動産市況が上昇傾向にある証拠です。まず新築のマンションが完成する時点で、その地域は発展してゆく可能性があります。
 しかし売り渋るような状況が発生している場合には、自分が売ろうとしているマンションも、市場価格よりも高い値段で売れることが可能です。
 その地域が将来的に発展するような場所であるならば、他の不動産も値上がりします。そのような情報を得ることが出来れば、自分が売る不動産も時期を見計らって高い値段で売ることが出来ます。
 ここで大切なのは情報を得ることです。自分の売る物件だけではなく、その近辺の不動産の情報を得ることもとても大切であると言えます。

 また、逆に、売主が希望する金額で売れない可能性があるために、売りに出さないという事もあり得ます。例えば、東京の晴海という人気の湾岸エリアを例にとると、住友不動産のドゥ・トゥールという晴海のマンションは、鳴り物入りで販売開始をしましたが、意外と売れ残りが発生し、分譲開始後に販売価格を下げた部屋もありました。
 その影響を受けて、ドゥ・トゥールの正面に建設していた同住友不動産のベイサイドタワー晴海は、販売時期を後ろ倒しに、ずらして、販売するという経緯もあります。
 近隣のマンションが売り渋りをしている場合は、価値が高くなっているのか、下がってしまっているのか?地場の不動産屋に聞けばすぐに教えてくれますので、売り時かどうか?の一つのバロメーターになるので、訪ねてみると良いでしょう。

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