東京都足立区で不動産査定前に知っておきたい4つのポイント

 足立区は川が多いことから水運・物流の街として発展していきましたが、近年では路線が多く通っており北千住駅・竹ノ塚駅・綾瀬駅など従来の都心部へのアクセスの良さに対する魅力からベッドタウンとしてのニーズがあります。 また、そんなアクセスの良さ大して、他の地域に比べて地価が安いことから、近年、数多く大学が北千住付近に数多く移転してきており、その結果、街づくり、再開発が進み、その結果、不動産の需要が高まっており、不動産査定をするときには高値がつきやすいのです。
 これから、売却を踏まえて足立区の物件を不動産査定しようと思うならば、どういうことがポイントになるのかを見ていき、売り時を探ってみましょう。


もくじ
1.足立区は全体的に地価は上昇傾向売却しやすい状態
2.北千住は大学が引っ越して来る注目地域、地価は駅周辺中心に上昇中
3.舎人ライナーの混雑率は全国第5位の人気エリア
4.地場の不動産屋と大手の不動産屋とどちらと媒介契約する?
4-1.足立区周辺で単身者向けのマンションを売却したい場合
4-2.3LDK以上のファミリー向けの間取り、物件を売却したい場合


1.足立区は全体的に地価は上昇傾向売却しやすい状態
 足立区は北千住にJR,東武鉄道、東京メトロがアクセスしており、最近では、更に、つくばエクスプレスもアクセスできるようになり、日暮里にアクセスする舎人ライナーなどが通っており交通の便良く、区内には東京芸術大学など5つのキャンパスがあります。
 2021年には文教大学学園のキャンパスも開設されるといます。他には東武スカイツリーラインの竹ノ塚周辺は家賃が安くて住みやすい、綾瀬駅は千代田線と常磐線が乗り入れて便利、というように魅力的な場所がいくつもあります。ということで足立区はますます人が賑わうことが予測されている地域です。
 地価の推移を見てみると、バブル時ほどのではありませんし、リーマンショックなどの影響を受けて下がっているときもありますが、2014年からは上昇傾向にあります。

 アクセスが増え、大量の学生が流入してくる地域という事で、北千住を中心に再開発や街づくりが加速度的に進んでいます。下町的な情緒を残しつつ、近未来的なモールやお店なども増えており、毎日成長し続けている町に早変わりしており、マンションや戸建てなどを持っているオーナーにとっては、不動産査定をしてみる絶好のタイミングと言えます。


2.北千住は大学が引っ越して来る注目地域、地価は駅周辺中心に上昇中
 日暮里・舎人ライナーの北千住駅の周辺には東京電機大学や東京芸術大学のキャンパスがあります。大学のキャンパスがあるということは、そこに通う多くの学生が近くに住むということで、賃貸物件に対する需要が高まりますし、生活のために必要な買い物や飲食ができる店が出来ます。
 他にも若者向けのカルチャーを発信する店や施設が集まり活気づくことになります。2004年の北千住駅西口の再開発によって、ますますそういった環境が整ったことで住みやすい街としての認識が高まったことも影響しています。

 活発な地域経済は地価に反映され、2018年では東京都の平均地価上昇率が3.39%のプラスだったのに対して、北千住は7.30%のプラス、さらに駅周辺で見てみると約10%のプラスにもなっています。北千住に物件を持っているならば、売り時ですから不動産査定をして確認してみましょう。"


3.舎人ライナーの混雑率は全国第5位の人気エリア
 2008年開業の日暮里・舎人ライナーは西日暮里や日暮里で他線に乗り換えることが出来るので、利便性の高い路線です。それゆえに沿線に住みたいという人が多く、朝のラッシュ時の混雑率は全国第5位というほどの利用状況になっています。そういうこともあって、沿線では開発が進み、新築マンションの数も増加しています。

 ただ、気をつけなければいけないのは、すべての地域で不動産の需要が高いというわけではなく、空き家が目立っている地域もありますし、古い町並みが残っている下町もあります。不動産の売却を考えるならば、そういった周囲の状況もよく見て売り時なのかを調べてみるべきです。
 大手の不動産会社から地場の不動産まで、注目地域という事もアリ積極的に査定をしてくれるので、査定額、売買成約事例など是非、問い合わせしてみてはいかがでしょうか?


4.地場の不動産屋と大手の不動産屋とどちらと媒介契約する?
 不動産売却を考えると足立区の中でも北千住や竹ノ塚、綾瀬など地域に根ざした地場の不動産屋と全国展開している大手の不動産屋という二つの選択肢があります。媒介契約ではどちらが良いのかと言うと、地場の不動産屋のほうは独自のネットワークがあり住み替えをしたい購入希望者をみつけてくれます。
 それに営業もマニュアルにこだわらない丁寧な仕事をしてくれるところであれば、なお安心です。一方で大手の不動産屋のほうは、広告・宣伝をするための力が強いです。購入希望者を集めるためには、まず物件があることを知ってもらわなければいけない、ということを考えればそれは大きな強みです。
 全国から購入希望者を集めることができれば、早めの売却も可能です。

 その上で、どちらがよいのかというと地域でどちらの営業が活発なのかということで見てみましょう。大手に頼らない取引が活発であれば地場の不動産屋に任せてみればいいですし、大手の支店が多くある地域ならば大手の不動産屋で十分だということになります。


4-1.足立区周辺で単身者向けのマンションを売却したい場合
 単身者向けや、夫婦2名程度の間取りなどであれば、購入する人の多数は地元の人だけではなく、全国から仕事の都合や、結婚後の新居と言う目的などで各地域の人が検討する地域です。
 査定額次第化とは思いますが、全国にネットワークを持つ大手不動産会社を中心に相談すべきでしょう。


4-2.3LDK以上のファミリー向けの間取り、物件を売却したい場合
 結婚、出産などで家族構成が増えた方が購入者の中心になります。近所からの住み替えが多数になり、地元が足立区の人からの購入パターンが多く、実家が足立区で実家付近での購入といったケースが多いです。
 その為、地場で付近で実績の多い不動産会社に相談すべきといえます。とは言え、千葉、都内東部からのニーズもあるので、時間に余裕があれば、大手不動産会社にも同様に確認をされるべきです。

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