川崎市で不動産査定!地価上昇中!今は売り時?どこに査定依頼?

 首都圏と地方都市で土地価格が二極化する中で、川崎市の最大の強みは地価上昇の中心である東京に隣接していることです。
 神奈川県で人気を二分するのが川崎市と横浜市ですが、戸建ての場合、横浜市は条例で最低建築面積を定めており、例えば青葉区では120平米未満・港北区では100平米などの敷地の最低制限があります。その結果、横浜市は東京から離れた分価格が下がることはない代わりに広さが大きくなります。
 地理的にも東京と横浜の中間にある川崎市は、東京より安く、横浜よりコンパクトな物件で都市型生活を送るのに適しています。


もくじ
1.神奈川県の公示価格は6年間で1.5%増程度ですが、川崎市は8%の高騰中
2.再開発で、武蔵小杉駅、溝の口駅、川崎駅周辺は公示地価の10%上昇中
3.向ケ丘遊園、新百合ヶ丘など、新宿など都心アクセス良好な場所も上昇
4.短期間で公示価格以上で売却できるかも?


1.神奈川県の公示価格は6年間で1.5%増程度ですが、川崎市は8%の高騰中
 神奈川県は東京都と隣接しているのが最大の強みですが、中でも川崎市は多摩川をはさんで23区と直接境を接しています。
 川崎市内には7つの区がありますが、中でも住宅地の人気をけん引しているのが、JR川崎駅やラゾーナ川崎など市の中心施設が集中する川崎区と幸区、工業地帯から住宅地への変貌で全国的にも価格上昇率の高い武蔵小杉を要する中原区です。
 一方、同じ神奈川県内でも茅ケ崎以西や湘南エリアでは価格は平行線か下降気味で、県内平均は直近6年間で1.5%増程度と、川崎市内の上昇率8%が突出しています。
 川崎市内の人気エリア、川崎区・幸区・中原区の共通点は新築物件の供給も多いことですが、新築の価格上昇は中古マンションの価格もけん引して上がっていく傾向があります。


2.再開発で、武蔵小杉駅、溝の口駅、川崎駅周辺は公示地価の10%上昇中
 土地の価格には資産価値と利用価値の二面性がありますが、この二つは無関係ではなく、利用価値が高まれば資産価値も高まります。
 川崎市内で、鉄道の相互乗り入れなどで利便性がアップし、工場エリアに大型商業施設が再開発されたことで町全体の魅力を増した中原区の武蔵小杉に代表されるように、川崎区・幸区の川崎駅周辺、高津区の溝の口駅周辺も利便性と住み心地がアップした結果、県内平均を大きく上回る公示地価10%の上昇を実現しました。
 不動産の価格上昇局面では、後から見れば値下がりのターニングポイントもわかりますが、リアルタイムでは今後も上昇するのか、下落に転ずるかを見極めるのは困難です。
 ただし、将来事由に建替えもできる戸建てと異なり、中古マンションの場合はローンの支払額が周辺の家賃を超える水準まで上がることは希です。目安として中古マンションの売り時は、借りた場合の家賃がいくらになるかを基に試算することができます。


3.向ケ丘遊園、新百合ヶ丘など、新宿など都心アクセス良好な場所も上昇
 川崎市は7つの行政区にわかれていますが、生活圏としてはJR線沿線、渋谷を起点にする東急田園都市線沿線と、新宿を起点にする小田急線沿線に大きく分類することができます。
 東急と小田急の私鉄各社は、ターミナル駅には系列百貨店、各駅には系列スーパーを配するとともに電車網を補完する路線バスなど、グループのサービスを補い合うことで街並み全体をブランド化しています。
 向ケ丘遊園や新百合ヶ丘などは、新宿起点の小田急線沿線ですが近い将来には田園都市線と鉄道で結ばれる計画もあるなど、ますます魅力が上がっています。
 通常、不動産の価格は人気と需要を背景に徐々に上下しますが、鉄道の乗り入れは価値を劇的に上昇する効果が期待できます。


4.短期間で公示価格以上で売却できるかも?
 全国的にも土地価格が二極化し、利便性の低い土地は売却が困難ですが、川崎市は鉄道に加えて路線バス網が充実しているため、駅近でない物件でも価格次第では十分な需要が見込まれます。
 そのため、都心に住んでいる人にとっては駅徒歩10分は駅近と言えなくても、マイカーがなければ生活困難な地方都市からみると、バス便があって30分以内などは十分に生活可能な地域です。そこで、川崎市で中古マンションを売却するときは、近隣地盤の不動産会社に限らず、全国に情報発信する大手不動産を利用するのが効果的です。
 住み替えや借入金の返済でスピード重視の場合はもちろん、時間をかけても納得のいく価格で売却したい場合にも、全国から買い手を募ることで後悔しない売却を実現します。

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