広島県呉市で不動産査定・売却前に知っておきたい4つのポイント

 2020-02-04   不動産査定 | 不動産売却 | 呉市
呉市にある不動産の売却を検討している方もいるのではないでしょうか。不動産の価格は、社会情勢やその地域のニーズによって大きく変動します。不動産査定や不動産売却を考えている際には、まず現在の状況を正確に把握する必要があります。

呉市では地価が大幅に下落しているとこも多いですが、その反対に上昇しているところもあります。不動産査定をしてもらったら、購入した時に比べて大きく値が下がっているといったことも多いようです。


もくじ
1.呉市の進む地価の2極化
2.郊外は住民減と農地の手放す傾向に伴い下落が止まらない
3.そごうが撤退するもショッピングセンターなども充実し地価は上昇
4.呉駅周辺と郊外では、不動産査定会社や媒介契約先の選定の仕方が違う?

1.呉市の進む地価の2極化
呉市では地価の二極化が進んでおり、地価が上昇しているエリアと下落しているエリアにはっきり分かれています。全国的に見ると金利が低下したこともあり、土地の価格は上昇傾向にあります。

金利が低いということは住宅ローンを利用した時の返済額が少なくなるので、家を買いやすくなるからです。呉市でも同様で、人気の高いエリアでは地価が大きく上昇しています。

しかし、人口そのものは減少していて家を建てる世代の20代から30代も減っているのです。そのため駅から離れているなど利便性の良くないエリアだと、住みたい人が少ないので地価の下落が止まりません。今後も呉市では人口の減少は続くと見られており、空き家率も上昇してきています。


2.郊外は住民減と農地の手放す傾向に伴い下落が止まらない
呉市の郊外では人口が減り続けています。広島県では広島市に雇用が一極集中しているので、通勤に不便な郊外は敬遠されてしまいます。人口が少なくなったことでお店の数も減り、ますます不便になってさらに人口が減るというサイクルです。

それにより地価は下落しており、不動産売却をしたいと思ってもなかなか買い手がつかないことも珍しくありません。それから郊外では農地を手放す人も増えています。農業の分野では高齢化が進んでおり、農業の担い手も減ってきています。農業は天候の影響を受けやすく、安定した収入を得にくいという面も大きいようです。世代交代の際に代々受け継いできた農地を手放すことを決断し、利便性の良い場所に住む人も増えています。


3.そごうが撤退するもショッピングセンターなども充実し地価は上昇
広島市は広島県の中でも経済の中心地なので、多くの企業が進出しています。働く場所が多いので、呉市にも広島市に通勤しているという人が大勢います。呉駅周辺は電車でも通いやすいので、人気が高いエリアです。人口が増えれば、それに合わせてスーパーマーケットやドラッグストア、飲食店なども増えます。

そごうは撤退してしまいましたが、ショッピングセンターなどは充実しています。日常的な買い物に困ることはありませんし、快適に生活できるのも魅力です。そのため呉駅周辺の地価は上昇しています。不動産査定をしてもらったら、意外と高値がつくことも多くあります。特に駅から近い程利便性が良いので、不動産査定では高値がつきやすいといえます。


4.呉駅周辺と郊外では、不動産査定会社や媒介契約先の選定の仕方が違う?郊外の不動産売却を考えている時には、その地域のニーズをよく知っている地場の不動産会社に依頼するのがおすすめです。結婚や出産、定年退職などを機に住み替えを考えている人もいます。介護が必要になったので、バリアフリーの住宅に住みたいと言ったニーズもあります。

そういった需要を狙うには、地元の事情に精通している不動産会社が最適です。呉駅周辺に不動産を所有していて、それを売却したいという場合には、通勤圏である広島駅周辺の不動産会社も候補に入れておくようにしましょう。呉市だけではなく広島市にも間口を広げることで、買い手を見つけやすくなります。広島市の不動産会社に一度不動産査定を依頼してみるのもおすすめです。

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