不動産査定・売却にまつわる詐欺業者を見抜くコツ

不動産売却はかなり高額な取引になりますので、詐欺にあうと被害額も非常に大きくなります。
昔と比べればオープンな環境で取引が行えるようになっていますが、それでも詐欺はなくなりませんし、形を変えて新たな手法も報告されているようです。全く知識がない状態で不動産査定を申し込んでしまうと思わぬトラブルに巻き込まれる危険があり、強引に契約を結ばされるケースもあります。
これから不動産査定を申し込もうとしている人は、まずは正しい知識を身に付けましょう。


もくじ
1.測量振り込め詐欺とは?
2.小切手詐欺とは?
3.その他の詐欺とは?
4.不動産にまつわる詐欺に引っかからない方法


1.測量振り込め詐欺とは?
測量振り込め詐欺の場合、相手は「あなたの土地を売りたい」と言って声をかけます。提示される金額は相場よりも高いものであり、声をかけられた方は良い条件なのでその気になってしまいます。しかし、前向きに不動産売却を考え始めた途端に、正確な買取金額を算出するために土地の測量しなければならず、測量代金を振り込んで欲しいと依頼され、振り込んでしまうのが一連の流れです。
通常は、土地の測量が終わって、実際にどの程度の労力がかかったかが分からないと支払いは発生しませんが、実に巧妙に話を進めてきますので、騙された方はすぐには気づけません。こういった手口はしばしばニュースになっていて耳に入る機会もありますが、自分が騙されるとは夢にも思わないようです。


2.小切手詐欺とは?
小切手詐欺も不動産売却では発生しやすいタイプの詐欺であり、買い取り代金を現金ではなく小切手で支払うと言い、そのまま不渡りになります。不渡りになってしまえばお金は入らず、ただの紙屑同然です。この詐欺では受け取った時点ではまだ価値があり、その時点で騙されたとは思いませんが、いざ振り出そうとした時には既に不渡りの状態になっていて、そこで初めて騙されたと気付きます。たとえ少し知っている間柄であっても、小切手での支払いを打診されたら気をつけなければなりませんし、こういった詐欺があることも不動産査定を行う段階で知っておかなければなりません。
万が一小切手での支払いを受け入れて所有権移転登記をしてしまった場合、振出日までの少しの時間で第三者に売却されてしまいます。


3.その他の詐欺とは?
不動産査定の時に相場よりも非常に安い価格で提案され、焦らされて契約を結ぶパターンもありますが、これは契約に関する説明がきちんとなされていれば詐欺にはなりません。しかし、売ってしまった方は騙されたと思いますし、不動産査定を依頼する会社を選ぶことが難しいと痛感するかもしれません。
売却代金の支払い前に不動産登記を勝手に書き換えられてしまうという詐欺もあり、お金を受け取る前に不動産業者側で勝手に登記変更できてしまうので、受け取る前に逃げられてしまうケースがあります。最近大きなニュースになったのは地面師であり、不動産の持ち主になりすまして実際には所有していない不動産を第三者に売りつけます。取引には書類が必要ですが、書類や印鑑の偽造まで行っているのが怖いところです。"


4.不動産にまつわる詐欺に引っかからない方法
詐欺に合わないようにするには、リアル不動産であるかを確認することが大切です。名刺をもらっただけで簡単に信じてはいけません。簡単に騙される人の多くは、相手から提示された情報を鵜呑みにしてしまいます。ネット上で調べてみても見つからに場合には、明らかにリアル不動産ではなく架空だと言えますし、ネット上で情報が見つかっても、騙すために作られたものである可能性が残っていて、100%リアル不動産とは言えません。
土地の価格や仲介手数料の適正価格を知ることも重要であり、ニュースを見て勉強したり様々な面からチェックすることをお勧めしますが、簡単に信じないようにしても、万が一引っかかってしまったら法律相談を利用しましょう。日本弁護士連合会が運営するひまわり相談ネットは、弁護士に相談することが可能です。ひまわり相談ネットのホームページ上から利用できそうなところを探すことができますし、ひまわりお悩み110番は相談センターにつながります。

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