過去事例より安い不動産査定をしてきた営業マンには注意

 部屋のタイプがファミリータイプや主として夫婦2名で利用するようなDINKSタイプの場合は、特に同じマンション内での過去の成約価格が査定に大きく影響します。
 この場合問題なのが、取引事例は過去の事例であるという事を念頭に置くことです。
 不動産価格はその時々のマーケットに左右されるため、時期によって価格が変動するということです。ですので、過去の事例による成約価格と、現在の売却価格が必ずしも同じ価格という事はありません。
 不動産会社の担当者が、「以前、このくらいの価格で成約しています。それ以来、築年数も経過しましたし、この金額「以下」が相場です。」と言ってきたら、気を付けてください。以前売れた成約価格より現在売れる価格が高くなる可能性だってあります。
 「時点修正」と称して、価格を下げている査定には、注意が必要です。

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