値段交渉に応じるか否か?値下げの前の確認事項

 不動産の販売価格を不動産会社と査定額を踏まえて決定します。販売活動が始まって買主候補が出てきて、値下げ交渉が高い確率で発生します。本当に値下げを行ってよいのか?安易に値段を下げて売買成立させて良いのか?値下げの前に行うべき確認事項を纏めました。

★両手仲介していないか
 契約した不動産会社が両手仲介していないか確認しましょう。
 両手仲介とは何か?
 一般的には、売主さん側に不動産査定を行い、媒介契約を結んで、売主さんに代行して、不動産の販売活動を行う不動産会社は、売主さんから仲介手数料をもらいます。
 また、買主さん側にも不動産会社がついています。買主さんに代行して優良な売り物件を見つけたり、希望する物件の調査をおこなったりします。この不動産会社は買主さんから仲介手数料を貰います。
 しかしながら、中には、売主さんからだけではなく、買主さんからも仲介手数料をもらう両手仲介を行っている不動産会社もいます。こういった不動産会社は、両方から手数料が貰えるので、買い手が付けば、スグにでも、決めたいと考えるので、買主と交渉するのではなく、買う意思のある買主はなかなか、見つけられるものではないので、スグに値下げ交渉をしてきます。
 両手仲介をしている不動産会社は、販売開始をしても、売り出し中である事を他の不動産会社に伝えたがらず、もし、他の不動産会社から話が来ても、上手く断ることもあり、なかなか、買手候補が出てきません。
 販売活動後、数か月間、内覧などの話も全く来ないといった場合は怪しむ必要があります「両手仲介」をしている可能性があります。他の不動産会社を選択すると言う決断を検討する必要があります。

★仲介手数料無料
 絶対にこんな事を謳っている不動産会社とは媒介契約をしてはなりません。売主にとってはありがたい話に聞こえますが、子の手の不動産会社は、買主から仲介手数料をもらうパターンなので、あなたの味方ではなく、買主の味方です。つまり、値下げ交渉が前提です。他の不動産会社との契約を検討してください。

★時期的な都合
 不動産が売れる時期は、世の中の移動が多くある時期です。つまり転勤や出張などの会社の移動時期に重なります。4月がその時期ですので、それまでに決める必要があるので、ピークは年末から3月です。特に1月、2月が繁忙期と言えます。
 また、10月から逆算する場合は、辞令が出る時期から逆算して6月から9月で、ピークは7月、8月と言えます。
 よく、このピークのタイミングは不動産会社によっては、今、値下げ交渉に来ている買主で決めてしまいたいという欲求があるので、ピークの時期は競合物件も多数出てくるから、余りお勧めしない。といた事を言ってきますが、ピーク以外の時期、買主候補が少ない時期よりも、遥かに可能性が拡がります。
 もし、ピーク時期以外の買い手の話の場合、どうしても急いで売らなければならないと言った事情が無い限りは、勇気をもって、我慢すると言うのも手です。

★競合物件の状況確認
 特にタワー型など大型マンションなどの販売の場合ですが、同じマンションの似た間取りの同じ方向を向いた近い階層の部屋が売りに出されていることもありますよね。しかも、自分の売出し価格よりも安いといった場合、よく不動産会社から値下げしないと、競合に負けますといった脅迫に近い提案をしてくることがありますが、これも勇気をもってお断りする必要があります。
 確かに先に、競合物件が売れるでしょう。しかし、それが売れてしまえば、貴方の物件だけになるので、希望の金額で売れると言う保証はないですが、安い物件と目線を合わせる必要は少なくとも無くなります。
 同じマンション内でも、同じ間取りで同じ方向を向いていて、近い階層の物件というのは、それほど、何度も、出てくるわけでは無いので、まずは、隣人に譲って、それから思う存分、販売活動を行いましょう。

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